Masahiro Tsukawaki
生目古墳群
建物の計画する時にまず 土地についての調査を行います
調査も様々ありますが そのうちの一つが 埋蔵文化財の有無の調査
市町村の教育委員会の事前審査が必要となります
行政で指定する埋蔵文化財の包蔵地内か否か
これで包蔵地内の判定が出ると試掘することになり
試掘で遺跡が出た となると本調査になることも
考古学的にはロマンあふれる話ですが
現実 本調査は事業主体の負担だそうで
事業費的にも 工期的にも多大な影響があります
なので 出てほしくないのが常です
宮崎市の場合 その担当課が生目の杜遊古館内にあります
仕事でたまに来るのですが 今日はお昼の時間を利用して
その横に広がる 古墳群を散策してきました
3号墳

九州でも3番目の大きさとなる前方後円墳だそうです
森にしか見えません
その隣の 5号墳

この下には 実際の古墳があるそうです
展示用に 保護のための盛り土をして その上に葺石というものを再現しています
上に登るとこんな感じ

3号墳に比べて だいぶ小さいので 形も解りやすいです
古墳時代は3世紀中ごろから7世紀とありますが
ここの前方後円墳は4世紀のものが 多いようです
邪馬台国や卑弥呼の後の時代
中国なら三国志の後の時代
大昔の宮崎でも 中央のヤマト政権と同じ古墳文化があるんですね
当時のご先祖様建ちは どんな生活をしていたのやら
いろいろと思いを巡らしながら散策するのも 面白いです
案内図です
